第49回 日本足の外科学会学術集会で発表しました
令和6年11月7日(木)、8(金)に東京都の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された『第49回 日本足の外科学会学術集会』で、当院理学療法士の溝田が発表を行いました。
今回溝田の発表が、400演題を超える発表の中から『優秀演題』に選定頂きました。
溝田
演題「足関節果部骨折術後症例における荷重位背屈可動域に関連する因子」
今回発表した演題は有難いことに優秀演題に選定頂きました(10/約400演題)。
足関節の背屈可動域は,従来の非荷重位での測定に加え,荷重位で評価することは重要であります。今回の研究では,その荷重位での背屈の制限因子として,母趾の伸展角度や舟状骨降下量が関係することが明らかとなりました。したがって,果部骨折術後症例で,荷重位背屈可動域を獲得するには,積極的に母趾伸展角度の改善や足部の柔軟性を改善することの重要性が示唆されました。
今後も臨床での現象を裏付ける研究を行い,当院で提供する医療の質を高めていきたいと思います。
本研究は2023年度新潟医療福祉大学共同研究・共同利用の助成を得て実施しました。また発表に際し,ご指導・ご協力頂いた足の構造と機能研究会の理事の先生方はじめご協力頂いた患者様・スタッフに感謝を申し上げます。ありがとうございました。