関節外科 サンプル 関節外科は、関節に関係する疾患を扱う分野です。原因となる疾患は、変形性関節症や関節リウマチなどの慢性疾患から、骨折やスポーツ障害による靭帯損傷まで多岐にわたります。当院では、股関節、膝関節、足関節、肩関節、手関節など関節の部位によってそれぞれ専門の医師がいて、対応できます。治療法はヒアルロン酸の関節内注入やリハビリなどの保存療法と、関節鏡手術(肩、膝、足)や骨切り術、人工関節などの手術療法を行っています。 【対象疾患】 ●変形性関節症●靭帯損傷・断裂●半月板損傷など 【症例紹介】 当院で実施している手術例 変形性股関節症に対する人工股関節手術◆人工股関節全置換術(Total Hip Arthroplasty:THA)入院期間 約3週間外来リハビリ 1~2か月 変形性膝関節症に対する手術◆人工膝関節全置換術(Total Knee Arthroplasty:TKA)入院期間 3~4週間 外来リハビリ 2~3か月 ◆人工膝関節単顆置換術 (Unicompartmental Knee Arthroplasty:UKA)入院期間 3~4週間 外来リハビリ 2~3か月 ◆高位脛骨骨切り術(High Tibial Osteotomy:HTO)入院3週間 外来リハビリ2~3か月 約1年で抜釘 変形性肩関節症に対する手術◆人工肩関節全置換術(Total Shoulder Arthroplasty:TSA)入院期間:3~4週外来リハビリ 3~4か月 【当院の特徴・検査体制】 ●豊富な経験と確かな技術関節手術の経験が豊富な整形外科専門医が診療。精密な診断と、患者さん一人ひとりに合わせた治療方針をご提案します。 ●高度な検査機器で、正確な診断を実現🧲 MRI(Magnetic Resonance Imaging)|1.5T 磁場と電波を利用して、関節周囲の軟部組織(腱板、靱帯、半月板、軟骨など)を詳細に描出する画像検査です。レントゲンやCTでは評価しづらい腱板断裂や半月板損傷、骨髄浮腫、関節内の滑膜変化などの診断に有用です。当院では1.5テスラの高磁場MRIを導入しており、短時間かつ高精度な撮像が可能です。🧊 CT(Computed Tomography)X線を使って体の断層画像を撮影し、骨の詳細な構造を3次元的に評価する検査です。人工関節置換術(TKA・THA)などの術前計画や、骨折・骨腫瘍の形状把握にも活用されます。必要に応じて3D再構築画像を用いて、立体的な評価が可能です。 ● 術後のリハビリ体制も万全理学療法士・作業療法士による術後のフォローで、社会復帰・スポーツ復帰を目指します。