副島整形外科

第50回日本足の外科学会学術集会

11月13日(木)、14日(金)に長野県軽井沢市の軽井沢プリンスホテルで開催された『第50日本足の外科学会学術集会』に当院理学療法士の溝田が参加・発表しました。

溝田が発表した【足関節果部骨折後の非荷重・荷重位での背屈背屈可動域とSAFE-Qとの関係】が学会長賞アワードセッション(560演題中15演題)にノミネートされました。

溝田
【足関節果部骨折後の非荷重・荷重位での背屈背屈可動域とSAFE-Qとの関係】

今回第50日本足の外科学会学術集会にて、発表させていただいた演目が学会長賞アワードセッション(560演題中15演題)にノミネート頂いた。

内容は、
〇背屈可動域は非荷重位と荷重位での測定方法があり、いずれの手法がより健側との背屈可動域の差を検出できるか?
〇非荷重位および荷重位の背屈可動域と本邦で作成され患者立脚型評価でありQOLを表す指標であるSAFE-Qと相関するのか?

以上2点を明らかにすることとし、結論は、荷重位での背屈可動域は、健側との差を大きく検出しQOLとも関係する結果であった。
今回の結果を踏まえ、足関節果部骨折後の患者様において、非荷重位のみならず、荷重位で背屈可動域を評価・治療することに重きを置く必要があると考える。

今回、学会長賞は残念ながら受賞できませんでしたが、学会長賞アワードセッションに選出していただき大変光栄でした。今後も継続的に取り組み、より良い医療の提供の一助となればと考えています。